コラム

ペットロスを乗り越えるための5つのステップ

 

【この記事を書いた人】

CLASSIX株式会社ペット事業部 営業/終活アドバイザー

https://pets.classix.life/

 

ペットロスの症状チェック、乗り越えるための具体的な方法を紹介

ペットロスは、立ち直ろうにも、なかなか思うようにいかないものです。

克服できないことに、怒りや焦りを抱いてしまうと、余計に悪化してしまいがちです。

ペットロスを乗り越えるためには、どのような方法があるのでしょう。

この記事では、ペットロスの乗り越え方をはじめ、なりやすい人の特徴や症状なども詳しくまとめました。

 

ペットロスになりやすい人の特徴

ペットロスは、誰にでも起こりえる症状ですが、特になりやすい人には特徴があります。

ここでは、ペットロスになりやすい人の特徴を紹介します。

 

①感受性が豊か

感受性が豊かな人は、共感能力が高く、ペットに対しても強い愛情を持ち、気持ちを理解し、共感しやすい特徴があります。

 

しかし、ペットとの絆が深くなる反面、ペットの死に対し、人一倍ショックや悲しみを抱いてしまう傾向があります。

悲しみやショックが大きいほど、ペットロスになるリスクが高まります。

 

②真面目、責任感が強い、努力家

真面目で責任感が強い人は、「ああしていれば、こんなことにはならなかったのではないか」といったように、ペットの死に対して自分を責め、後悔してしまいがちです。

 

また、努力家の方も同様で、「もっと自分が頑張っていれば」と、自分を責めてしまう傾向にあります。

 

このような方は、老衰や病気など、どうにもならない死に対しても同様で、ペットの死を自分のせいだと思いこんでしまうことは、ペットロスを誘発させ長引かせる一因です。

 

③感情の起伏が激しい、世間体を気にする

感情の起伏が激しく、世間体を気にする方は、「ペットが亡くなったくらいで悲しむなんて恥ずかしい、弱い」といったように、思い切り悲しむことを拒んでしまう傾向にあります。

 

悲しみを一人で抱え込むことは、ペットロスを長引かせる大きな要因の一つです。

 

では、ペットロスになると、どのような症状が現れるのでしょう。

ここからは、ペットロスの症状について紹介します。

 

ペットロスの症状チェック

ペットロスの症状は、大きく分けて「心」「体」の2つがあります。

ペットロスの症状として代表的なものは、以下の通りです。

 

「心」

・涙もろくなり、場所や時に関係なく涙が出てしまう、涙が止まらない

・何事に対しても、以前に比べてやる気がでない

・何事に対しても悲観的になってしまう

 

「体」

・食欲がなくなる、または過食になる

・体重が急激に減少、または増加する

・寝つきが悪くなる、または眠れない

・全身がだるくなる

 

ペットロスの症状は、心身ともに現れることが多く見られます。

ある調査結果によると、ペットロスの症状で、一番多いのが「突然涙が出て止まらなくなる」といったものです。

ほかにも、上記の症状が当てはまる方は、ペットロスの可能性があります。

 

では、ペットロスを乗り越えるためには、どのような方法があるのでしょう。

ここからは、ペットロスを乗り越える方法について解説します。

 

ペットロスを乗り越える5つのステップ

 

ペットロスを乗り越える5つのステップ

 

ペットロスには特効薬がないため、少しずつ改善していく必要があります。

ペットロスを乗り越えるためには、焦らず、自分のペースで行うことが大切です。

ここでは、自分でできるペットロスの乗り越え方を、5つのステップに分けて紹介します。

 

ステップ1「否定」

「否定」は、ショックや悲しみのあまり、「まさか」「うそだ」といったペットの死を受け入れられない精神状態(自己防衛)を指します。

愛情が深いほどペットの死を受け入れることは難しく、人によっては現実を受け入れるのに数日間かかることもあります。

 

ステップ2「交渉」

ペットの死を受け入れることが難しいと、現実逃避から「交渉」をするようになります。

「神様、この子を生き返らせてください」「自分はどうなってもいいから〜」など、自分が望む状態になることを願います。

交渉の相手は、神様やペット自身、病気、環境などさまざまです。

 

ステップ3「怒り」

ペットの死を受け入れたら、次第に誰かに対して「怒り」の感情が湧いてきます。

「こうなったのは○○のせいだ」「自分が○○しなかったからこうなってしまった」といった、ペットの死を誰かのせいだと思い込む段階です。

怒りの矛先は自分、家族、獣医師、ペット自身、病気などさまざまです。

 

ステップ4「受容」

怒りが収まると、次第にペットの死を理解し、受け入れられるようになります。

これが「受容」のステップなのです。

ペットの死を受け入れられるようになることは、ペットロス改善の効果もありますが、なかには喪失感を埋めることができず、より一層悲しみが深くなることもあります。

ペットの死を、自分のせいだと思ってしまう方に多く見られる特徴で、この状態を乗り越えるためにかかる期間は、数カ月を要する場合もあります。

 

ステップ5「解決」

悲しみが薄らぎ、立ち直ることが「解決」です。

ペットロスの解決とは、ペットとの生活を良い思い出とし、心身ともに健康を取り戻し、通常の生活を送れるようになることです。

ペットロスを乗り越えることは、決してペットのことを忘れることではありません。

ペットの飼育用品を徐々に整理ししていくことも、ペットの存在を良い思い出とするのに大切です。

また、ペット用の仏壇を作ったり、思い出の写真を飾ったりして、供養をしていくことも、ペットロス緩和に効果が期待できます。

 

では、ペットロスを乗り越えるためには、どのくらいの期間が必要なのでしょう。

ここからは、ペットロスから立ち直るために必要な期間について紹介します。

 

ペットロスから立ち直るために必要な期間

ペットロスの症状が出た方の中で、8割近くが1年以内に症状が治まったと解答しています。1カ月未満と答えた方が最も多く、全体の約半数でした。

しかし、その一方で2割近くの方が、1年以上ペットロス症状に苦しんでいると回答しています。

 

ペットロスを乗り越るための手段として、「ぱぴぷペットのお葬式」での供養をご検討ください

ペットロスを乗り越える方法の一つとして、「供養」があります。

手厚い供養をすることで、ペットの死を受け入れ、悲しみを緩和することができます。

最近は亡くなったペットの遺骨をお寺に納骨し、法要をオンラインで行えるサービスも登場しています。「ぱぴぷペットのお葬式」は、お寺の手厚いサポートを受けられるので、安心してペットの供養を任せられます。

 

お寺に納骨して手厚くご供養

東京・大阪・京都のお寺を中心に、お寺に納骨、オンラインで月例法要と手厚くご供養いただけます。

 

お供え物を寄贈

お供え物のお下がりを、保護犬・保護猫の施設に寄贈し、お供え物の破棄を軽減いたします。少しでも食品ロスを防ぎSDGS活動に活かします。

 

スマホでご供養

・オンライン月例法要

・アプリのお墓

・マインドケアアプリ

 

お子様の情操教育の一環としてもご利用いただけます。

 

ぱぴぷペットのお葬式」なら、事情により法要が難しい方、高齢・体が不自由などで法要ができない方、どなたでも安心してペットのお葬式を行えます。

 

まとめ

・ペットロスは感受性豊かな人や真面目な性格の人がなりやすい

・ペットロスの症状は「心」「体」に分けられる

・ペットロスを乗り越えるは5つのステップがある

 

ペットロスを乗り越えるには、順を追って一つずつ段階を克服していく必要があります。

人によってかかる期間は差があるため、焦りは禁物です。

また、症状が重く、日常生活に支障をきたす場合には、ペットロスの治療ができる医療機関への受診も視野にいれましょう。

 

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