【この記事を書いた人】
CLASSIX株式会社ペット事業部 営業/終活アドバイザー
ペットの火葬にかかる時間、当日の流れ、服装や持ち物もわかりやすく解説
ペットが亡くなってから、火葬をしてお見送りをするとき、火葬にかかる時間ってどれくらいなのか?ふと気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事の都合上、休みが取りにくかったり、丸1日時間が取れない場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、ペット火葬にかかる時間の目安や当日の流れ、さらに火葬時の服装や持ち物についても詳しく説明します。
ペット火葬にかかる時間の目安
ペットの火葬にかかる時間は、ペットの大きさ(体重)と比例します。
例えば、同じ犬であっても、小型犬のチワワと大型犬のゴールデンレトリバーとでは、ゴールデンレトリバーの方が火葬時間は長くなります。
また、大きさのほかに腫瘍や腹水などがある場合、火葬時間が長くなることがあります。
火葬にかかるおおよその時間は、以下の通りです。
ペットの体重と種類 | 所要時間 |
1㎏前後(ハムスター、小鳥など) | 20分前後 |
3kg前後(小型犬、猫、うさぎなど) | 40分前後 |
7~15㎏前後(柴犬などの中型犬) | 60分前後 |
15~25㎏前後(ボーダーコリーなどの中型犬) | 60~100分前後 |
25㎏以上(大型犬、超大型犬) | 100~120分前後 |
場合によっては、ペットが亡くなってから、すぐに火葬ができないこともあるかと思います。
ではペットが亡くなってから火葬するまで、どのくらいの日数であれば遺体を安置しておけるのでしょうか。
次からは、ペットが亡くなってから火葬するまでの日数を解説します。
ペットが亡くなってから火葬までの日数は?
人間は、亡くなってから24時間以上経過しないと火葬にしてはいけないという法律がありますが、ペットの場合このような法律はないため、基本的にいつ火葬にしても問題ありません。
しかし、遺体を綺麗な状態のまま火葬するには、ドライアイスや保冷剤で遺体を冷やしながら、夏場では1日、冬場でも3日を目安に火葬しましょう。
早めに火葬することが一番ですが、どうしても難しい場合、ペット火葬業者によっては霊安室を設けている施設もあるので、利用すると火葬までの日数を伸ばすことが可能です。
ペット火葬までの安置(保存)方法
火葬当日まで、基本的に遺体は自宅に安置します。
しかし、そのまま置いておくと遺体が傷んでしまうため、適切な安置方法で傷みを遅らせる必要があります。
遺体の安置方法は、以下の通りです。
①遺体を綺麗にする
②遺体の姿勢を整える
③仮の棺を用意する
④遺体を寝かせ、冷やす
⑤涼しい部屋に安置する
まずは遺体をブラッシングなどして、綺麗な状態にします。
汚れた個所は湿らせたガーゼなどで優しく拭き取り、体液が漏れ出ている場合は綿などを当てがいます。
遺体を綺麗にするために、お風呂(遺体をお湯や水に浸す)に入れる行為は、かえって遺体の傷みを早くしてしまうため、おすすめできません。
次に、遺体の四肢を内側に折り込み、体を丸めたような姿勢に整えます。
この時、すでに死後硬直している場合には、無理に動かす必要はありません。
姿勢を整えたら、遺体が入る大きさの段ボール箱などを用意します。
自宅で用意する棺は、火葬当日までの仮の棺となります。
棺の底に吸水性の良いペットシーツや新聞紙を敷き、その上に遺体を寝かせます。
遺体にドライアイスや保冷剤を当てて、遺体当日までしっかりと冷やします。
安置する部屋は、直射日光を避け、エアコンなどを使用して涼しく保ちましょう。
火葬まで遺体を正しい方法で安置した後、当日の流れも把握しておけば、ゆとりをもって当日を迎えられるでしょう。
ペット火葬の当日の流れ
ペット火葬当日の流れは、火葬業者や火葬プランによって多少異なりますが、基本は以下の流れで行います。
①ペットと共に葬儀場へ行く
②お葬式をする(読経、焼香など)
③お別れをする(合同火葬の場合はここまで)
④火葬(個別立会火葬のみ立会い可能)
⑤お骨上げ(個別立会火葬のみ)
⑥返骨
ペットと共に葬儀場へ行き、お葬式を行います。
基本的にお葬式といっても、人間の告別式のようなものではなく、読経や焼香のみの簡易なものが主流です。
また、お葬式は基本的に仏教の形で行いますが、希望であれば葬儀式などほかの宗教で行える施設もあります。
合同火葬では、返骨がないためお別れをして終了となります。
個別一任火葬は、火葬に立会うことができないため、返骨まで火葬中は待機する形になります。
個別立会火葬では、火葬への立会やお骨上げなど、人間の火葬と近い形で行われます。
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ペットの火葬を待っている間は何をすればいい?
ペット葬儀社の多くは、専用のロビーや控室を設けており、火葬中はそこで待つことになります。
小さなペットは比較的短い時間で終わりますが、大型犬などは火葬に1時間以上かかります。
事前に火葬にどのくらい時間がかかるのかを把握しておくと、待ち時間を有効に活用することができます。
待機中は、ペットの思い出話をしたり、最期の別れを悲しんだりする方も多く見られます。
ペット火葬時の服装
人間のお葬式では、喪服を着るのが一般的ですが、ペットのお葬式に喪服を着る必要はありません。
しかし、お葬式という神聖な儀式ですので、カジュアルな格好は控え、黒を基調とした落ち着いた服装が好ましいでしょう。
ペット火葬時の持ち物
ペット火葬に絶対持っていかなくてはいけないものは特にありませんが、火葬当日に持っていくと良いものは、以下の通りです。
・ハンカチ
・数珠
・写真
・棺に入れたいもの
・花
ペット火葬はお葬式ですので、ハンカチや数珠(あれば)を持参しましょう。
棺に入れられるものは、燃えやすく燃え残りの少ない物に限定されます。
代表的なものとして写真や手紙、花などが挙げられます。
ぬいぐるみやプラスチック製のおもちゃ、首輪などは入れることができません。
火葬に適した花は、白色を基調とした菊、カーネーション、胡蝶蘭、ユリなどがポピュラーです。
また、花束の場合は白色以外に、淡い黄色やピンク、ブルーなどのカラーを入れても問題ありません。
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どうしても火葬に立会えない時はどうすればいい?
仕事や学校などで、どうしても火葬に立ち会えない場合は、ペットを自宅まで引き取りにきて、遺骨(返骨があるプランの場合)にして返してくれるサービスを行っている業者もあります。
また、家を空けられない、交通手段の確保が難しいという方には、自宅まで専用の火葬炉を積んだ車が訪問し、自宅近くの開けた場所で火葬をする「訪問火葬」という手段もあります。
訪問火葬は、火葬中は自宅で待機ができるため、家を空ける必要がありません。
ペット火葬に立会う時間がとれない、家を空けられないなど、現代のニーズに合った火葬方法も増えているので、活用するのも一つの方法です。
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また、ペットの遺骨をお寺に納骨し、法要をオンラインで行えるサービスもあります。
本格的な寺院で法要を行える「ぱぴぷペットのお葬式」は、手厚いサポートを受けられるので、安心してペットの供養を任せられます。
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お供え物のお下がりを、保護犬・保護猫の施設に寄贈し、お供え物の破棄を軽減いたします。少しでも食品ロスを防ぎSDGS活動に活かします。
スマホでご供養
・オンライン月例法要
・アプリのお墓
・マインドケアアプリ
お子様の情操教育の一環としてもご利用いただけます。
「ぱぴぷペットのお葬式」なら、事情により法要が難しい方、高齢・体が不自由などで法要ができない方、どなたでも安心してペットのお葬式を行えます。
まとめ
ペットの火葬にかかる時間は、ペットの大きさ(体重)によって異なります。
特に大型犬などを火葬する場合、当日は時間に余裕をもって予定を組んでおくと安心です。
また、ペットの火葬では忌引きが適応されないです。どうしても外せない用がある場合は、自宅まで引き取りに来てくれる業者もあるので、利用を検討してみるのも一案です。
火葬のプランやサービス内容は業者によって異なるため、ご自身の希望に沿った火葬ができる業者をしっかりと探してみましょう。
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