【この記事を書いた人】
CLASSIX株式会社ペット事業部 営業/終活アドバイザー
ハリネズミが亡くなったあとの処置、埋葬、お葬式について解説します
可愛らしい身体と動きから、ハリネズミをペットとして飼う方も増えていますね。
しかし、ハリネズミはストレスに弱く、温度変化などのちょっとしたことで体調を崩します。
そのため、通常は3〜5年程度、場合によってはもっと早くに別れが来ることも多いです。
この記事を読まれている方の中にも、ハリネズミとのお別れで悲しんでいる方がいらっしゃるかと思います。
今回の記事は
・ハリネズミの冬眠と死亡の見分け方
・亡くなったハリネズミの遺体の安置方法
・亡くなったハリネズミの埋葬方法
・ハリネズミのお葬式
について解説しています。
亡くなったハリネズミをしっかりと見送り、手厚く供養したい飼い主さんの助けになれば幸いです。
ハリネズミが動かない時にすること
ハリネズミの身体が冷たくて動かない時は、ハリネズミが動かない原因を確認しましょう。
ハリネズミのように身体の小さな動物は、不調を見せずにいきなり亡くなることも珍しくありません。
また、ふらつき症候群という神経性の疾患で突然死する事も多いと言われています。
しかし、室温が低い場合は、身体の働きを最低限に落として冬眠状態になっている可能性もあります。
まずは、落ち着いてハリネズミの状態を確認しましょう。
ハリネズミの冬眠と死亡の見分け方
実は、日本で飼われているハリネズミは冬眠しません。
日本で飼育できるハリネズミの正式名称は「ヨツユビハリネズミ」で、年平均気温が20℃を上回る、アフリカのサバンナが原産です。
サバンナは1年通して暖かいため、冬眠する必要がないのです。
そのため、冬眠を疑う場合はとても危険な状態と言えます。
・気温、室温が20℃以下
・身体が冷たくて動かない
・呼吸が浅い(しかし、呼吸はしている)
このような場合、仮死状態に近いのでゆっくりと温めてあげましょう。
急激に温めると、内臓に負担がかかってしまいます。
冬眠か死亡かを見分けるのにチェックするポイントは以下の通りです。
①呼吸をしているか
身体は冷たくとも、冬眠ではかすかに呼吸はしています。
腹部がゆっくりでも動いているか、チェックしましょう。
②死後硬直しているか
ハリネズミは、亡くなると比較的すぐ身体が固まりはじめます。
死後硬直により筋肉が固まるため、身体が硬くなるのです。
辛いと思いますが、ハリネズミの身体の固まり具合で生死を判断する事ができます。
亡くなっていたらハリネズミの身体を清めて安置する
悲しい事にハリネズミが亡くなっていた場合、遺体を清め、棺に安置しましょう。
まずはハリネズミの身体を、湿らせたタオルで拭き清めます。
毛並みを整えるために、ブラッシングをしてあげましょう。
目を開けて亡くなっている場合は、そっとまぶたを閉じてあげるのも良いですね。
身体を清めたら、棺になる箱に安置します。
段ボール箱は、ハリネズミの身体に合ったサイズのものを用意しやすいです。
棺に安置したら、安らかに眠れるよう遺体の体勢を整えてあげましょう。
死後硬直で身体が完全に固まっているなら、無理に整えなくても大丈夫です。
涼しい部屋に安置し、保冷剤やドライアイスも活用すると、遺体の傷みを遅らせることができます。
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ハリネズミが亡くなっていた場合、遺体を適切に安置した後に埋葬する必要があります。
次からは、ハリネズミの埋葬方法を説明いたします。
亡くなったハリネズミの埋葬方法
亡くなったハリネズミの埋葬は、「土葬」でそのまま埋葬する方法と、「火葬」してから埋葬する方法があります。
1.そのまま土葬する
1つ目は「そのまま遺体を土葬する」方法です。
ハリネズミのサイズならば、土葬を選ぶことも十分可能です。
土葬はそのまま土に埋葬する方法と、プランターに埋葬する方法があります。
①地面に穴を掘って直接埋葬する
庭に深い穴を掘り、遺体を安置してからしっかりと土を被せます。
穴が浅いと、遺体が土に還る前に虫がついたり、カラスや猫に荒らされることがあります。
遺体の大きさにもよりますが、深さ30センチ以上の穴を掘りましょう。
注意しなければならない点は、「土葬できるのは自分が所有する私有地のみ」ということです。
そのため、ハリネズミを土葬するには、自分の土地を持っている必要があります。
公園、空地、マンションやアパートの敷地内には埋葬できないので注意しましょう。
②プランター葬にする
亡くなったハリネズミが手のひらに乗るくらいのサイズならば、大型のプランターに土を入れて埋葬する「プランター葬」も可能です。
1/3ほど土を入れたプランターに遺体を安置し、上から土を被せましょう。
プランター葬は土の量が限られるため、埋葬できる遺体のサイズに制限があります。
土が少ないとなかなか土に還れず、虫や動物に荒らされやすいため注意が必要です。
2.火葬してから埋葬する
土葬できる場所が無かったり、遺骨を手元に残して供養したい場合は、火葬してから埋葬しましょう。
火葬してから埋葬することで、遺体が動物に荒らされるなどのトラブルを減らすことが可能です。
また、ハリネズミの針は、骨ではなく体毛の一種です。
火葬すると針は残らないので注意しましょう。
火葬は大きく2種類に分けることができます。
①合同火葬
ハリネズミに限らず、犬や猫などの他のペットと一緒に火葬する方法です。
遺骨は火葬業者によって埋葬されるため、飼い主さんのもとには戻りません。
最後のお別れを十分に済ませてから見送りましょう。
サービスがシンプルなので、費用を少し抑えることができます。
②個別火葬
自分のペットだけを個別に火葬する方法です。
火葬場で火葬する、自宅付近まで火葬炉を積んだ車で来てもらうなど、色々なサービスがあります。
業者によっては、家族で遺骨を拾い上げることもできます。
また、ハリネズミは身体が小さいため、綺麗に遺骨を残すには綿密な温度調節が必要です。
小動物の火葬に対応していると明記している火葬業者を選ぶとよいでしょう。
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火葬業者の設備によって、棺に入れられるものは異なります。
好きだったおやつやフードを持たせたい、手紙を入れたい、棺にお花をたくさん飾って見送りたいなどの希望がある場合、業者を選ぶときに確認することをおすすめします。
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大事なペットの火葬にはどのようなお花を選べばいいの?悩んでる方に向けて解説します。
火葬費用は、火葬業者や選ぶサービスによって異なります。
悔いなくハリネズミを見送るためにも、よく調べて決定しましょう。
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ここまでは、土葬と火葬してからの埋葬の違いについて説明しました。
ペットとのお別れ後、ペットロスを防ぐには、ペットとの時間を振り返り、しっかりと供養をすることが大切と言われています。
お葬式をしてしっかりと見送ることで、ペットの死を受け入れ、気持ちに区切りが付く方も多いです。
次は、ハリネズミのお葬式の方法について説明いたします。
ハリネズミのお葬式の方法
ハリネズミのお葬式の方法は「自分でお葬式を行う」方法と、「ハリネズミのお葬式ができる業者に依頼する」方法があります。
どちらも優れた点があり、ご家庭に合ったお葬式の方法があります。
ハリネズミとの最後のお別れであるお葬式をどのように行うか、検討してみるのもいいかと思います。
①自分でお葬式を行う
1つ目は、自分でお葬式を行う方法です。
自分でお葬式をするので、全てを自分で決めることができます。
遺骨や遺体を埋葬し、お花を添えたり墓標を建てて供養する方が多いです。
食べ物のお供えは、虫や動物を呼び寄せるため避けましょう。
火葬した遺骨が手元にある場合は、お葬式の後に遺骨をアクセサリーに加工して持ち歩くことで供養する方もいらっしゃいます。
ペット用の仏壇や写真付きのメモリアルモニュメントなど、ペットの供養のためのグッズを利用することもおすすめです。
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②ハリネズミのお葬式ができる業者に依頼する
2つ目は、ハリネズミのお葬式ができる業者に依頼する方法です。
遺骨を手元にずっと置いておくと、ペットロスが長引くこともあります。
そのため、しっかりとお葬式をして納骨を済ませることで、気持ちの整理をつける飼い主さんもいらっしゃいます。
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業者によって提供するサービスは異なり、火葬からお葬式までをセットで依頼できるプランや、お葬式や納骨のみを頼めるプランもあります。
お経をあげて供養したい場合は、法要や読経がプランに含まれている業者を選ぶとスムーズです。
ハリネズミのお葬式ができる業者はペット霊園やお寺と提携していることが多く、サービスの内容も様々です。
人と同じような供養も可能なので、手厚くハリネズミを供養したい飼い主さんは検討してみてはいかがでしょうか。
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しっかり供養したいけれど毎回の法要に参加するのが大変な方のために、最近はオンラインで法要に参加できるサービスも登場しています。
宗教、宗派に関係なく受け入れ可能なので、手厚く供養したい飼い主さんによく選ばれています。
「ぱぴぷペットのお葬式」は亡くなったハリネズミを丁寧に供養いたします
最近は亡くなったペットの遺骨をお寺に納骨し、法要をオンラインで行えるサービスも登場しています。「ぱぴぷペットのお葬式」は、お寺の手厚いサポートを受けられるので、安心してペットの供養を任せられます。
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東京・大阪・京都のお寺を中心に、お寺に納骨、オンラインで月例法要と手厚くご供養いただけます。
お供え物を寄贈
お供え物のお下がりを、保護犬・保護猫の施設に寄贈し、お供え物の破棄を軽減いたします。少しでも食品ロスを防ぎSDGS活動に活かします。
スマホでご供養
・オンライン月例法要
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お子様の情操教育の一環としてもご利用いただけます。
「ぱぴぷペットのお葬式」なら、事情により法要が難しい方、高齢・体が不自由などで法要ができない方、どなたでも安心してペットのお葬式を行えます。
まとめ
ハリネズミが亡くなったら、身体を清めて遺体を適切に安置しましょう。
ただ埋葬するだけでなく、お葬式をして供養する事で、大切なハリネズミと満足のいくお別れをすることができます。
ペットの供養に決まりはないため、飼い主さんの納得のいく方法を選ぶことが一番大切です。
家族の一員であるハリネズミをしっかりと見送り、手厚く供養してあげましょう。